オフィスの選び方
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、拡張・縮小・新規立ち上げ、様々な理由でオフィスを探されていている方がいらっしゃると思います。
今回は“失敗しないオフィスの選び方”についてお話させていただこうと思います。
予算の確定
まず、予算を確定しましょう。これには賃料だけでなく、共益費、光熱費なども含めた総額が含まれます。
立地の検討
オフィスの立地は非常に重要です。交通の便が良く、従業員やクライアントにとってアクセスしやすい場所が望ましいです。
駅から徒歩5分圏内で探される方が多い印象です。
ビルの設備とオプション
オフィスビルが提供する設備やオプションにも注目しましょう。
例えば、コンシェルジュサービス、駐車場、会議室、共有スペースなどがあります。
セキュリティ
オフィスビルのセキュリティは非常に重要です。防犯対策などが適切に行われているか確認しましょう。
スペースの適合性
事業に必要なスペースが確保されているか確認します。将来の拡張を考えて余裕を持たせるのも良いです。
ここで一点、注意したいのが、グロス面積とネット面積についてです。
オフィスビルの契約面積は、大きく分けて2通りの表示方法があります。
一つは、エレベーターホールやトイレ、給湯室、廊下などの共用部含めた面積「グロス契約」。
もう一つは、貸室部分のみを契約面積とする「ネット契約」です。
今入居中の貸室がどちらなのか。
検討中のビルはどちらなのか。
ここを確認してから、必要な面積を決定しましょう。
周辺環境
周辺環境も重要です。銀行、役所、飲食店やコンビニなどが近くにあると便利です。
建物の状態
ビルの状態やメンテナンスの状況を確認しましょう。管理が行き届いていないビルは、将来的なトラブルの原因になる可能性があります。
契約条件の確認
賃貸契約の条件をよく確認しましょう。特に、契約形態(普通借か、契約期間があらかじめ決まっている定期借か)や、特約事項(短期解約時の違約金)などに注意が必要です。
設備面
特に注意したいのが空調です。
オフィスの空調方式には、大きく分けて個別空調方式とセントラル空調方式があります。
個別空調 貸室ごとに個別に運転ができます。空調機のオンオフを24時間手元でおこなうことができるので、自由度が高いです。運転した分だけ電気料金がかかります。
セントラル空調 中央の熱源を稼働させて空調をおこなう方式です。空調の運転時間があらかじめ決まっており、それ以外の時間に稼働させたい場合は、時間外運転を管理室に申し込む必要が有ります。時間外運転は別途費用を請求されるところが多いです。
電気料金
基本料金があるのかないのか、単価はいくらか。これもビルによって差があるため、事前に確認しましょう。
これらのステップを踏んで慎重に、後悔のないオフィス選びをしましょう。
弊社ではオフィス探しのお手伝いも行っておりますので、お気軽にご相談ください。